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執筆者の写真ライフプランニング ラボ

なぜライフプラン作成が有料なのか?

 いきなりですが、当事務所のマネー・ライフプランの作成は有料です。

 「無料」でライフプランの提供を行っている方も多い中、有料とさせて頂いております。

「お金かかるのであれば無料がいいよ」

と思われる方も多いでしょうが、有料としているのにはふかーい事情があるのです…

 今回は、なぜ当事務所のライフプラン作成が有料なのか、代表である長谷部の考えをお伝えしたいと思います。


 そもそも、なぜ無料でのライフプランの提供ができるのでしょうか。

 ライフプランの作成には、お客様データを伺い、それをシミュレーションに落とし込むという作業が必要になります。ある程度の精度をもってライフプランを作成しようとすると、お客様もライフプラン作成をお手伝いする側もそれなりの時間を要します。

 しかし、一般的に企業は利益を追及するものです。ボランティア・社会貢献が目的でない限りは、時間がかかるものを無料で提供することはないはずです。それでもわざわざ無料で提供するのは、何か意図があるはずです。


 そこには、

「ライフプランを営業ツールとして、保険・証券・投資等、なんらかの商品を売りたい」

という意図が隠されています。なんらかの商品を売るためのツール、根拠資料として、ライフプランを作成するわけです。

つまり、

「商品を売りたい!」

→「商品のアピールをしないといけないな…」

→「商品をシミュレーションに入れてライフプランをつくりメリットをアピールしよう」or

「無料ライフプランをアピールして見込み客を集めよう」

→「作ったライフプランを宣伝材料にして、商品を買ってもらおう」

という流れであるわけです。


 「別に商品提案くらいされても構わない」という声もありそうですが、問題となるのは、提案ではなく、

「商品ありきのライフプランとなってしまう」

ということです。


 例えば、現状を元にライフプランを作成したところ、老後の資金が不足してしまうようなシミュレーションとなったとします。本来、老後資金の不足の解決方法は一つではなく、いろいろと考えられます。家計の見直し、NISAやiDeCoを活用した資産形成、年金の繰り下げ受給など、様々な対策の中からお客様にあったものはどれかを検討していくことになります。

 それが「商品ありきのライフプラン」となってしまうと、対策をその商品一つに限定してしまうことになります。こうなると、色々な視点から対策を検討したいというお客様のニーズが満たせなくなります。

 もちろん、無料のライフプラン作成に携わる方でも、お客様本位を貫き、妥当性のあるライフプランを作ったうえで、お客様に合った商品しか提案しない方や、有用であれば自社商品以外も提案する方もいらっしゃいます。しかし、そういった方かどうか、見極めるためのは簡単ではありませんし、結局商品を売られるのではとびくびく疑心暗鬼になりながら対応するのも疲れてしまいます…


 ここで、有料のライフプランに意義が生まれてきます。

 冒頭の答えになりますが、当事務所のライフプラン作成が有料なのは、「ライフプラン作成と、中立的なアドバイスそれ自体が商品だから」です。

 弊社は金融商品などの販売せず、、そこからの報酬がありませんので、代わりにライフプラン作成自体を有料とする必要があります。

 ただ、商品提案の時間がないぶん、お客様にはライフプラン作成に向き合って頂きます。そのなかで、問題を共有し色々な解決方法を一緒に検討していくことにより、本当に腹落ちしできるライフプランの作成体験をしていただくけるものと考えております。

 他に商品がないぶん、お客様に満足していただくには、ライフプラン作成そのものの満足度を上げていくしかないのです。


長々と述べてきましたが、整理すると、


「無料」→ライフプランは別商品を販売するためのツール


「有料」→ライフプラン作成とアドバイス自体が商品


と、当事務所はおおまかにこんな考えでいるのだとご理解頂けましたら幸いです。


 中立的な立場で、じっくり自分のライフプランを作成し、いろいろな検討をしてみたい方には、有料のライフプラン作成をおすすめします。


 このコラムを読んで頂いた方が、有料のライフプラン作成に前向きなイメージを持って頂けましたら、嬉しい限りです!

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